女性に多い【2つの反り腰タイプ】と毎日できる【リカバリー方法】をご紹介!
からだの不調や痛みなどを取り除こうとした時、絶対に外せないのが”姿勢”みることです!
姿勢を見ることで、大体の生活様式やクセが見えてきます。
なので、”姿勢”をみることは、視診ともいうように大切な評価法となります。
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姿勢の評価は十人十色で、その姿勢のクセが症状の改善に役立つ
あなたが普段、
・どんな姿勢で立っているのか?
・どんな姿勢で歩いているのか?
・どんな姿勢で座っているのか?
痛みや不調の原因を突き止めるためにとても大切な要素です。
姿勢を見ることで、
“ここの筋肉は固まってそうだな…”
“ここは、筋肉使えてなさそうだな…”
“ここの関節動かなそうだな…”
と治療家は予想することができ、適切なケアをすることができるのです。
女性の方に多い”反り腰のパターン”について解説していきたいと思います!!
不良姿勢の方の中でも「あなたはねこ背!」「あなたは反り腰!」と単純に分けることはできません・・・
ねこ背のタイプでも数パターン!反り腰のタイプでも数パターン!
そして、それらが合わさったパターン!!etc…
十人十色に姿勢は違います。
今回は、反り腰のパターンについて臨床でよくみる2パターンを説明したいと思います。
全て当てはまる訳ではないと思いますが、ご自身に近いパターンを探して頂けたらと思います^^
女性に多い反り腰さんパターン!あなたのタイプは?
その2つのパターンがこちらです。
ⅰ 背筋が強い反り腰タイプ
ⅱ ねこ背も伴う反り腰タイプ
ⅰ 背筋が強い反り腰さんチェックリスト
☑︎ 腹筋より背筋が強い
☑︎ 座っていても立っていても割と反り腰
☑︎ 肋骨の下の方が開いている
☑︎ 食べた後はお腹がぽっこりしやすい
☑︎ 腰や背部の痛みやコリ感を感じる
☑︎ うつ伏せで膝小僧が当たると違和感がある
☑︎ 姿勢が良いね!と褒められる
☑︎ 立ちのお仕事が長い
☑︎ ヒールを履くことが多い
☑︎ 胸を大きく見せたい欲求がある 笑
etc……
ⅱ ねこ背も伴う反り腰さんチェックリスト
☑︎ ねこ背を指摘されることが多い
☑︎ 座ると顕著にねこ背になる
☑︎ 写真など見ると頭が前に出ている
☑︎ お腹の筋肉は強い方
☑︎ 首コリ・肩コリがひどい
☑︎ 腰痛はそんなに気にならない
☑︎ 今、流行りの尻トレをしなくとも
割とお尻はプリッとしてる
☑︎ 胃のあたりが気になることがある
☑︎ ヒール歩行でお尻が左右に揺れやすい
☑︎ 小さい頃から身長が大きい事を気にしてる
☑︎ 小さい頃から胸が大きい事を気にしてる
etc….
みなさんは如何でしょうか?
10項目で6つ以上当てはまる方はその反り腰さんタイプです。
実は、日本人に多いのはⅰのタイプ!
ⅱのタイプは元々、そんなに反り腰ではなく、後天的に反り腰になった可能性があります。
欧米の方に多いのがⅱのタイプ!
欧米の方のお尻が日本人よりプリッと見えるのもこれが一つの要因だと思います。
どちらの反り腰タイプも強い筋肉、緊張しやすい筋肉、力が入りにくい筋肉があります。
エクササイズでも、姿勢の改善につながりますが、図で見ていただくと分かるように、カイロや整体で背骨を矯正しながら、ヨガやピラティスなどのエクササイズを実践することがとても効果的です!!
けれど・・・
すでに痛みや違和感、何か嫌な感じ・・・がある場合は、運動療法を始める前にカイロプラクターや専門家に相談するほうが効率的です!
反り腰さんタイプ別!毎日できる簡単リカバリー方法をご紹介します
タイプ別にエクササイズをご紹介します^^
反り腰タイプ別のオススメエクササイズ
ⅰ. 背筋が強い反り腰さんタイプ
このパターンの方は、図のような、ヨガで言うガス抜きのポーズをすると良いです。
もし、これで痛みが出る場合はやらずに、膝を立てて、腰の下の空間を潰すようにして下さい。
それでも痛みが出る場合は治療が必要です!
また、筋肉トレーニングであれば、お腹の全般の筋肉の強化がお勧めです。
このタイプの方は無意識に、背中の筋肉を緊張させてしまう傾向にあります。
拮抗作用のある腹部の筋肉を鍛えることで、背中の過緊張を和らげます。
ⅱ ねこ背も伴う反り腰さんタイプ
このパターンの方は、マッケンジー体操が良いです。
けれど、腰は反らさぬように行います!腰の上、背中の辺りを反らすように行って下さい。
もし、このエクササイズで痛みが出るようでしたら治療が必要です!
また、仰向けで両手バンザイをすると背中が伸びて気持ち良いです。
姿勢のクセは生活習慣のクセがほとんど!食べ物と同じで生活様式も見直してみて下さい
姿勢を作ったのは、遺伝的なものもありますが、ほとんどは生活習慣による後天的な要素です。
痛みが起こるには多くの場合、順番があります!
生活習慣のクセ(運動・仕事etc)
⬇︎
筋肉の不均等(アンバランス)
⬇︎
関節の可動域の減少・亢進
⬇︎
関節軟骨の磨耗
⬇︎
痛み・シビレなどの不調
※先天的な疾患や、交通事故などの外傷、出産歴などはまた別になります。
妊娠中・産後・経産婦さんに起こりやすい反り腰パターンはまた別になります!
今回の”反り腰”パターンでは、ご説明できませんでしたが・・・
「自分はどちらも同じくらい当てはまる〜」
と言う妊娠中・産後・経産婦さん。いらっしゃるのではないでしょうか??
これは、、、“出産に伴う反り腰パターン”かもしれません。
特に、出産を経て、“腰痛”が出てきた!という方!
早めにカイロプラクターや専門家にかかることをお勧めします🙏
今後、産後の反り腰パターンについては説明していこうと思っております^^
これから、出産の予定がある女性にも参考になる記事をかきたいと思いますので、またチェックして頂けたらと思います^^
まとめ
・姿勢のクセは症状の改善に大いに役立つのでご自身の姿勢を把握しておくことが大切
・よく見られる反り腰さんの2つのパターン
ⅰ 背筋が強い反り腰
ⅱ ねこ背も伴う反り腰さん
・それぞれの反り腰タイプにあったエクササイズ
・妊娠中・産後・経産婦さんに起こりやすい反り腰パターン
イスに長く座っているとイスの上に足をあげたくなる衝動にかられる反り腰さん!