あなたは1日に何回便通がありますか? 幸福度チェック!
なことをお伺いします!
『あなたは1日に何回、便通がありますか? もしくは、便意をもよおしますか?』
これを患者さん(特に女性の方には必ず)に問診でお伺いさせていただいております。
なぜかというと、どれだけカラダの機能が正常に働いているかの指針になるからです!
脳の神経細胞は、約150億個あります、
そして、カラダの中で脳の次に腸の神経細胞は多いと言われています。
その数、『約1億個』!!
いわば、腸は ”セカンドブレイン” と呼ばれるほどです。
腸は、自ら”セロトニン”という神経伝達物質を分泌し、腸の ’蠕運動’ を起こすことができます◎
‘ 蠕動運動 ‘とは、どういったものかというと、、、
○ 内容物を肛門の方へ移動させる
○ 便意をもよおす
○ 食物分析して分解、’ 消化酵素 ‘や’ ホルモン’ の分泌を促す
以上、とっても大切な役割を担います◎
腸は原生生物に最初に作られた器官。
原生生物は、腸の周りにセンサーとしての神経細胞を持つようになり、
腸の動きを自らコントロールできるようになったと言われています。
発生学的には、腸の神経細胞から脊髄が誕生し、その脊髄から脳ができたと考えられています。
いってしまえば、腸の神経細胞の集まりが脊椎動物の脳の源です。
《脳は、腸から生まれたと考えることもできます◎》
そして、腸が慢性的なダメージにあると、脳もダメージを受けている可能性が高いのです!
老廃物の70%以上が便により排泄されます。
排便が滞ればカラダの中に老廃物をため込むことになり、
脳をはじめ全身の健康状態に悪影響をおよぼす危険があります!
お通じのある健康な腸は、からだ全身のバロメータとなります。
だからといって、便秘薬を使って排便させることを促すのではなく、
自然に排出できるのが、”からだすっぴん”です◎
”いいものを取り入れる前に、老廃物を出すこと” をおすすめします。
何かを必要とする前に、自身のカラダの機能を復元させましょう。
カラダは本来何もしなくとも、完全なのです。
こんな言葉があります。。
【一生は、不生にして整うもの】
これは、生まれる前から全てのものは整っているという禅の教えです。
自分の求めるものは、もともと自分に備わっているのに何を探しているんだろう?と。
ここでは、おそらく心のことを言っていますが、まさにカラダにも同じことが言えます。
そんなココロとカラダに至れたら、どんな境地に達せるのだろーか?笑
とりあえず、わたし自身は
空腹感と尿意を感じて、目覚ましいらずに自然と目覚められるのであれば、
とっても幸せで、気持ち良いカラダだと思います。
みなさんはいかがでしょうか?