人生が変わる最高の呼吸法を読んで[感想]
走っている時に、
一番気持ちが萎えるのが
“自分の呼吸の音”ではないですか?
荒くなればなるほど気持ちもガタ落ち。↓
それが嫌なので、
イヤフォンで音楽を聴くことで
わたしは自分の荒くなる呼吸を聞かないようにしてました。
この本読んで、それは間違いだったと気づきました。
走る時に何が嫌かというと、
この息苦しさが一番イヤなのだ。
マラソンでの息苦しさをなくすために何をしたらいいのか考えてみた。
”ひとつに運動量をあげて肺活量を鍛えなくてはいけないのか?”
”使われるエネルギー量を出来るだけ減らすために速度に落とすしかないのか?”
いろいろ頭をめぐらせたのです。
私がもう二度と経験したくないのは
気合いと努力と勘だけで運動をすること!
それは、ケガにしか結びつきやすいし、それ相当の時間が必要になる。
本当に野生の勘を持っていれば違うのかもしれませんが。
この本を読んで、
生理学について学び直してしたことろ、
“ボーア効果”について思い出すことになる。
ボーア効果とは、
血中の二酸化炭素の圧力は、
体内の呼吸代謝において重要な役割を果たしているということ。
適正な二酸化炭素を使えば、
人間の肉体はより効果的に酸素を活用できるようになるそうだ。
つまり、二酸化炭素を一生懸命吐き出したら、
酸素をたくさん取り込むことができると思いこんでいたのは間違えで、
取り込んだ酸素の量が多くても、
二酸化炭素の圧力がなければ、
組織に酸素は運ばれずに、また呼気として吐き出されれてしまうということ。
二酸化炭素の圧力があって、はじめて組織に酸素が供給される✨
走っている時にいかに沢山呼吸しても筋肉に酸素は供給されないことにもなる。
“なら、どうするのか?” 基準となる呼吸のセットポイントを変えること!!
脳では、血中のpHと酸素と二酸化炭素の割合を司っている。
沢山走って練習して、
肺活量を鍛えるのではく、
今と同じ運動量でも、さらには、
運動していない時にもその呼吸のセットポイントは変えること。
心臓の動きを意図的に早めたり、
遅めたり出来ないけれど、
呼吸は意図的に変えらる。
改めて、自律神経さえも意図的に司れるのは呼吸は偉大なんだと思いました。
理論あって、仮説を立てて、検証するまでやってみないと
確かなことは言えませんので実践したら報告しますね🏃
これが本当ならば、
沢山の不定愁訴は改善するだろうな。
口開けて寝ちゃう方、いびきかいている方、
鼻がつまっていて当たり前に口呼吸してる方、
たばこをよく吸っている人にぜひ読んでほしい本です。
鼻呼吸してるけど、片穴しか通らない人もおります。
頭蓋骨を整えてあげる事も鼻づまりの役にたてるかと!
今月11月18日から5か月かけて栗原修DCの頭蓋セミナーが始まります!!
顔の歪みだけでなく、睡眠の質を上げたり、呼吸の仕方もアプローチできるはず。
すごくすごく楽しみです!
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