真夏になぜか急増する寝違いのような首の痛み。その意外な理由とは?

——–目次——————

♢真夏や真冬は本来、体調不良は起こりにくい?
♢真夏に起こる”寝違えのような首の痛み”の原因とは?
♢寝違えのような首の痛みを軽減させる対処法
♢まとめ
——————————-

 

 

真夏や真冬は本来、体調不良は起こりにくい?

ギックリ腰などの腰痛や、偏頭痛、
寝違い、体調不良、アレルギー症状など

一番症状が起きやすい季節
いわれているのが
季節の変わりめです。

 

 

それは、気候が変化する時期に
気圧や温度の変化に
カラダが適応するため起こります。

 

交感神経と副交感神経、
2つの拮抗する働きが多いに揺さぶられ、
安定するまでに時間がかかるからです。

 

 

これを一般的には、
“自律神経の乱れ”といわれています。

 

 

それにもかかわらず・・・
なぜか真夏の時期に増える症状があります。

 

 

それが、”首の寝違えのような首の痛み”です。

 

特に寝違えていたわけでなく
気づいたら首の動きにくさを感じ
寝違えをしたような首の違和感
を訴えられる方がいます。

 

 

 

これは、通常の首の寝違えとは
ちょっと違った
意外な理由があります。

 

毎年、夏になると、、、、

 

寝違いを起こしやすい

首が回らなくなる

首肩のコリが強くなる

 

そんな、真夏の時期に
カラダの不調を起こしやすいあなた。

ぜひ読んでいただけると、
これから夏を快く迎えられるようになります。

 

 

実は、わたし松本は、

20代半ばから
夏場に必ず体調不良を起こしやすく、
暑さに弱いために夏が嫌いでした。

『夏風邪は馬鹿がひく』

 

と言われるように
夏場に体調を崩すことに
引け目を感じておりました。

 

それは、
ちゃんと理由がある事
知ってから毎年起こしていた、
首の不調がほぼなくなりました。

 

そんな、体調不調のために
夏が嫌いになっている方がいれば、
お役に立てると思い
この記事を描きました。

 

 

真夏に起こる”寝違えのような首の痛み”の原因とは?

 

真夏に起こす”寝違い”の理由。

それは・・・

実は、小腸大腸に問題があります

 

 

 

ここ近年、腸ブームなので、
そのブームにのって、
言っているわけではありません。

※腸の関連で不調が起こる事はありますが、
カラダにはたくさんの臓器があり、
体質や生活習慣により症状は異なります。

 

ここでお話しする内容は、
普段、下痢/便秘を起こしやすい方、
アレルギー体質、
下腹部に痛みを感じる事が多い方、
おなかが冷えやすい方  etc…

 

該当しやすくなります。

 

 

首なのに、、、、
なぜおなか(腸)?と思われますよね。

 

 

それには理由があります。

 

 

真夏の時期、
どんな食べ物飲み物
とりたくなりますか??

 

 

・冷たいビール
・炭酸飲料
・アイスコーヒー

・アイス
・かき氷

・カレーなどの香辛料・スバイス

そして、暑くて食欲が失せると、

・フルーツやきゅうり、
トマトなどの冷えた生野菜

 

などなど。。。。

 

実はこれが腸にとっては
刺激物になっているのです。

 

●冷えたもの
●辛いもの
●ナマ物
●カフェイン

 

真夏のあいだは、
これらを摂取する機会が増え、

結果、下痢をしやすくなったり、
カラダのどこかしらに
異変が起こす方が多いのです。

 

そのひとつとして、
頭痛や頸部の症状
“寝違いのような首の痛み”
ということです。

 

 

小腸と大腸の間には、
大腸からの内容物が
逆流を起こさないように
“回盲弁”という弁が存在します。

 

 

その回盲弁の機能が
うまく作動しなくなると、
カラダの不調が起こる事が多いのです。

 

なぜカラダに影響があるかというと、

 

小腸:栄養素を分解し吸収する。
大腸:水分を吸収して便を作る。
ナトリウムなどの電解質を吸収。

 

回盲弁の機能がうまく働かないと、
これらの作用が低下します。

 

栄養素の吸収が低下したり、
弁の水分を吸収できずに
ナトリウムがうまく吸収されないと
何が起こるでしょうか?

 

 

下痢しやすくなったり、
カラダの中のイオンバランスが崩れ、
脱水症状になりやすかったり、
筋肉がつったり痙攣したりします。

栄養をうまく吸収しにくいと、
夏バテにもなりやすくなります。

 

今回は特に、
汗をかいて冷房の部屋に入ることで、
あらわになった首の筋肉が冷やされ、
寝違い状の首の痛みが
出やすくなったと考えられます。

 

 

また、経絡において、
大腸経と小腸経は手から始まり、
首を通って顔の周辺を通るので、
それらに沿う痛みが起こる
可能性も考えられます。

 

 

 

寝違えのような首の痛みを軽減させる対処法

 

まずは、
腸の刺激物となるものを控えます。

 

●冷えたもの
●辛いもの
●フルーツや生野菜など
●カフェイン etc

 

 

これらは一般的に、
夏場に摂取量が増えやすいものです。

 

気づかない間に、
摂り過ぎている可能性がありますので
気をつけるようにしてみて下さい。

 

 

次に、
冷たい飲み物をがぶのみするのではなく、
カラダに吸収しやすい水分を摂りましょう。

 

 

おすすめは経口補水液です。
薬局ではOS-1などが有名で手軽ですが、
少しお高めなので、
ご自身で手作りするのもおすすめです。

 

ー【手作り経口補水液のレシピ】ーー
・水1L  [カップ200mlの場合]
・砂糖40g 大さじ4と1/2 [8g]
・塩3g 小さじ1/2  [0.6g]

※お好みでレモン汁を入れると飲みやすくなります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

言ってしまうとポカリなどに比べると
美味しくないです。笑

 

嗜好品としてではなく、
経口補水液は飲む点滴とも
言われているので、

 

カラダのイオンバランスを
整えると思ってお飲み下さい。

 

飲んでも飲んでも喉が乾くという方は、
ぜひにも飲んで下さい。

 

他にも、夏場はお味噌汁
飲まないという家庭も多いようです。

 

 

お味噌汁には塩分が含まれているので
1日1回は意識的に
飲むことをおすすめします。

 

 

 

最後に、お腹を触ってみて下さい。

 

お腹、冷えていませんか?

 

 

これは内臓が冷えている可能性があります。
ぜひ温めるようにして下さい。

 

夏場はシャワーで済ませる方が
多いのですが、
しっかりお腹を湯船で温めましょう。

 

 

また、ご自身の手の熱
冷えているところを触って
温めてあげるのも良いです。

 

他にも、
お白湯などを取るのもおすすめです。

 

 

夏場に暑いものを取るなんて。。。
と思いますが、
夏は内臓は冷えやすいのです。

 

 

湯飲み茶わん一杯程度。
毎日とるように
心がけてはいかがでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

本日のまとめ
____________________

 

真夏の寝違いのような痛みの原因は、
腸の刺激物となる食べ物・飲み物を
摂取していることが原因です。

 

夏場に摂りたくなる
腸への刺激物を
常用しないように心がけて、

 

水分をガブガブとるのではなく、
経口補水液などの水分でカラダを潤し、

 

内臓冷えを改善させる食事や
体操を実践しましょう。

 

 

 

内臓の冷えに関しては、
鍼灸などの経絡的な治療が効果的です。

KaradaSuppin では、
アプライド・キネシオロジーに基づく
身体評価を行い、
筋骨格だけでなく経絡的なアプローチも
させていただいております。

 

内臓の不調などもお気軽にご相談下さい。
今回のようにそれが原因で、
寝違いや腰痛を起こしている可能性もあります。

 

 

本日もご視聴いただきまして
ありがとうございました!

 

 

 

2020-08-11 | Posted in 生活習慣No Comments » 

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