いびきを予防改善させるために2つの身体機能を取り戻すこと

いびきを放っておくと睡眠の質を落とすことにつながる?

 

いびき:

それは、パートナーだけでなくいびきをする本人の睡眠の質を落とす大きな要因となります。

 

 

寝ても寝ても疲れている!と訴える人の多くは、
夜間の酸素の取り込み量が少ない可能性があります。

 

え?いびき程度で・・・?と思いますが、

症状がひどくなると➡︎無呼吸症候群につながるからです。

 

そもそも、いびきをかく人の多くが歳を重ねてから引き起こしています。
子供のいびきは少なく、大人のいびきは多いもの。

 

子供のいびきは約10%、成人の約70%。

つまり、後天的な要素が強いということです。
老化が原因とも考えられますが・・・

 

結論から言うと、いびきを予防改善させるためには、
2つの身体機能を取り戻すことが必要だと予想できます。

 

いびきを予防改善させるために必要な2つの身体機能とは?



1つ目が、鼻腔を通るようにすること(鼻呼吸)
2つが、首の正しくは頸椎の伸展※を促進すること
※首の伸展とは、後ろにそらして空を見上げるような動作です。

 

この2つが大きな改善のポイントであると考察しています。

 

その理由は、多くの耳鼻咽喉科などのサイトからいびき(無呼吸症候群)の原因は、


①口蓋垂が下がる 
②舌根の落下③軟口蓋による閉塞④口蓋扁桃腺肥大⑤周囲の脂肪(肥満によるもの)

などが挙げられています。


この5つの原因のうち、
ある1つの方法を実践することにより

① ② ③ ④の要因は除外することができる。それが鼻呼吸をすることです。

 

ここまでは、いびきを気にしていろいろ対処したり、
調べたていらっしゃることは鼻呼吸が大切なことご存知のことかと思います。

 

しかし、なぜ鼻呼吸をすることで
いびき予防になるか理由を知っていますか?

 

①口蓋垂 ③軟口蓋④口蓋扁桃に関して口腔内で起こるので、
口を使わずに、鼻呼吸をすることによって

咽頭鼻部
⬇︎
咽頭口部
⬇︎
咽頭喉頭部

上記によって軌道が確保されます。

 

 

この場合、

③軟口蓋は脳神経の三叉神経 運動枝は
存在しないため、下垂をして軌道を塞ぐという可能性を除外しての考察です。

 

④口蓋扁桃肥大による閉塞ですが、口蓋扁桃腺肥大は口腔の閉塞を起こすが気道の閉塞を起こす可能性は低いと考えます。

 

理由は風邪をひいて扁桃腺が腫れたときに、ものを飲み込むのは困難ですが空気を鼻から吸う場合に苦しさはないからです。

 

また②舌根の落下の要素に至っては、鼻呼吸ができないために口を大きく開けて口呼吸をした結果、
舌根が落下し気道が塞がれます。

 

しかし、口が閉じていれば、神経的な障害がない限り舌根の落下は起こりにくいと考えられます。

 

口を開いて、舌を押し込むことはできますが、
口を閉じてそれを行うのは機能的に難しいはずです。

 

 

つまりこの場合、鼻呼吸ができない事によって、口呼吸するがために舌根が落下したと考えられます。

 

残るは、⑤周囲の脂肪による気道の圧迫です。

 

これら顎周りの脂肪によって頸椎の伸展機能に制限を起こします

 

事実、過去に肥満の既往歴がある方の多くが周囲の脂肪組織により頸椎の伸展の可動域が狭くなっています。

 

その伸展制限の仕方も頸椎によるものでなく、顎自体を高く持ち上げることが困難なようです。

 

一般的な軌道確保をする場合、顎を持ち上げます。

 

顎を引いた状態でいるのは気道を狭くするからです。
顎周囲の脂肪により、頸椎の伸展ができない状態でいると気道を圧迫する可能性は容易に考えられます。

 

頸椎伸展の機能が落ちると、やや屈曲(※)状態で固まりやすくなります。※首を前に曲げる動作

たとえ、痩せて周囲の脂肪がなくなっても、
頸椎の伸展制限が残る場合、気道が確保しにくくなります。

 

そのために口を大きく開けてどうにか空気を取り込もうとし、口蓋垂、口蓋軟骨、の振動を生みいびきが生じる。

 

 

上記の理由によって、頸椎の伸展を促進すること鼻呼吸ができるようにすることによって、
口呼吸を防ぎいびきの改善になると考えることができます。

 

 

呼吸は鼻でするのが正解!だと実体験から感じたできごと

 

いびきではないのですが、
私は幼い時からアレルギー性鼻炎を患っており、
常に、口呼吸が基本でした。

 

大学を卒業するまで、
寒い時期は、ポケットティッシュでは足りずいつも箱ティッシュを持ち歩いていました。

 

授業中は容易に鼻をかめないので、ティッシュで鼻の穴を詰めてマスクをし鼻水が垂れることを防いでいたくらいです。笑

 

その時、私は生まれつきアレルギー性鼻炎だから仕方ない!自分で決め込んでいました。

 

しかし、10日間の瞑想合宿に参加したとき、
口呼吸をできるだけせずに“鼻呼吸をしてください”と言われました。

 

負けずぎらいな性格なので、無理してでもピーヒョロ鳴らせながらも
鼻呼吸をしつづけ、鼻水を垂らしながら必死に鼻呼吸をしました。笑

 

驚くことにその瞑想会で手に入れたものは、

“気づき”や”悟り”でなく、“アレルギー性鼻炎の完治”でした。笑

 

それからというもの、
箱ティッシュはおろかポケットティッシュさえも持ち歩かなくなりました。

 

つまり、鼻炎やアレルギーは、自然に改善する余地があるのに使えないと決めつけて、
その機能が低下させてしまうという私自身の体験でした。

 

そして、空気は鼻で吸うのが正解なんだと、実体験から感じたできごとでした。

 

 

私の場合はスパルタ的な改善法でしたが、ご自分が”鼻炎”と言う先入観が強すぎて、
口呼吸が当たり前になっているのかもしれません。

 

 

私はなぜ鼻の穴が2つあるのか昔から不思議に思ってました。

 

強いては、気道と食道がきっちり分かれていないことも不思議だと思っていました。

 

本来、その二つが分かれていたら、高齢者に多い誤嚥性肺炎を起こさずに済みます。

 

きっと、空気だけは絶対取り込まれないと生命維持が難しいからだと思います。

 

空気を取り込むのは基本は鼻の穴だけど、

予備にもうひと穴あって、

最悪の場合、口を使う。

 

そういうことなのかと思います。
そして、それが、人にとって自然なことなのだと思います。

 

空気を取り込めないことには
生命維持に直結するからたくさん予備があるあもしれません。
酸素停止して8分で大脳は復活できなくなるそうです。。。

 

 

カラダの機能が精密に作られていて、その機能の意味をちゃんと理解することが根本解決になると信じています。

__________

● 鼻が通らない

● 首が反らせない

_________

 

という2点はカイロプラクティックと頭蓋施術で改善が見込めます。
いびきでお悩みの方は一度ご相談いただけたらと思います。

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

2020-05-12 | Posted in 睡眠No Comments » 

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