生理痛や生理周期の乱れは骨盤の歪み&女性ホルモンの乱れで起きている!?
こんにちは、
カイロプラクターの松本です。
最近、おもしろい発見がどんどん
結びついて体系化してきました^^♬
元をたどれば、
『今日、生理だから予約キャンセルしてください。』
の電話だったのかもしれません。
かれこれ10年前、
カイロプラクティック治療院で
受付をやっていた頃、
こういう電話。
結構多かったように思います。
その時は、受付マニュアルとして・・・
『ちょうどいいです。
骨盤がゆるむ時期(歪みやすい時期)なので、
むしろ受けた方がいいです!』
でした。w
そして、、、、
イヤイヤながら来院する、
女性の顔ったらなかったです!><
だって、気持ちよく分かるんですもん。
嫌だよねっ!絶対、嫌だよね!
と、とても共感してました。
かける言葉もありません・・・ 泣
という訳で、
私だったら生理中、
経血がピークの時は受けたくない!><
生理周期により骨盤にはリズムがある?!
あえて患者さんに断ることはしませんが、
あえて歪みやすいからと言って勧めることもしません。
でも、ここに大きなヒントが隠されているのです。
そう「骨盤は緩みやすい時期」と、、、
「閉まりやすい時期」があるということ。
つまり、
同じ骨格矯正をしても、
「矯正しやすい時期」と、
「しにくい時期」があるのです。
そして、
力加減によっては
体を痛めさせたり、
靭帯を伸ばしてしまうことにも
なりかねません。><
患者さんの生理周期のタイミングで
矯正することにより、
効果も倍増するし、
逆に、患者さんに認識してもらうことで
自己管理もしやすくなるではないか!?
全ては、女性ホルモンの出るタイミングが鍵。
例えて言うなら、
”成長ホルモン”が分泌される
タイミングがいつかということと同じです。
それは、子供の成長が著しい時期ですね!
そのために子供はたくさん睡眠を取ります。
あとは、美容のゴールデンタイムも同じですね。
「午後10時-午前2時」の睡眠。
多くの方がご存知ではないでしょうか?
最近読んだ本では、
毎日一定のリズムであれば、
就寝後3時間に最も分泌されるという
研究データもあるようです。
さらには、筋肉が分解して
修復をされるタイミング。
だから、若返りのために有酸素運動だけでなく、
筋トレが重要だと言われているのですね。
とまぁ、このような感じで、
どのタイミングで
成長ホルモンが分泌されるか?
分かっているなら、
若さを保ちたいがために、
それを促進させる行動がとれる。
という訳です。
そして、、、
女性ホルモンも同じです!
女性ホルモンが分泌されやすい
タイミングが分かっていれば
それに合わせるアクションが取れるのです。
女性ホルモンがどうして分泌されるかといえば、
人類の存続という大きな使命のもと、
私たち、女の体には古来から
この仕組みがDNAに組み込まれています。
(ちょっと大げさに言ってみました。w)
ただ、女らしくあるため、
峰不二子ボディ(笑)を手に入れるため、
お肌をツヤツヤピカピカにして
男性を誘惑するつだけの理由ではないのです。
もちろん、その恩恵は受けたいのですが・・・ w
話の冒頭にもありました通り、
「矯正しやすい時期」と、
「しにくい時期」があります。
それは、女性ホルモンに伴う、
骨盤が開いたり閉じたりする
タイミングに合わせること。
生理も小さな出産!大切なのはバランスとタイミング
出産がわかりやすい例ですね。
骨盤が開かない訳には
赤ちゃん生まれてこれないですもんね。
でも、実は出産だけでなく
生理も”小さな出産”と言われています。
必要なくなった子宮内膜(経血)を
綺麗に外に排出させるため、
骨盤は開きやすくなるのです。
それが、うまく開かず子宮内膜が排出しにくい。
逆に、開きっぱなしで閉じにくければ、
体の芯は冷えやすくなる。
それが、女性器の疾患や
生理痛の原因、
生理不順の原因になる要因の一つです。
女性に毎月”生理”が訪れるのは、
女性ホルモンバランスが機能している証拠です。
生理痛/生理周期の乱れとカイロプラクティックケアの有効性
私たち、カイロプラクターが骨盤の矯正をする目的は、
多くの場合、左右のバランスを正すために矯正します。
今回、生理周期について研究していて、
気づいたことは、
”開きやすく、閉まりやすく”する目的で
矯正する意識が大切だということ。
それは、”左右のバランス”をとるということでも
同じなのですが少しニュアンスが変わります。
目的を持った上での矯正は
体の機能の向上につながりますが、
目的のない、ビジュアルだけの矯正は、
一時的なもので長続きしないでしょう。
探求していくと、
1日単位で骨盤を矯正するタイミングを
算出できることに気づきました。
もしかすると、
生理痛の緩和や生理周期の乱れを緩和させる
手助けになるのではないかと思います。
薬は内側から、
そのホルモンの機能や痛みの分子に対して、
化学的に働きかけて体の機能に働きかけます。
違うアプローチとして、
物理的に生理を促進してあげる。
そのタイミングと方法が分かれば、
自然治癒で緩和させることができる
のではないかという仮説が立ったのです!
もし、今、生理痛や生理周期の乱れで
お困りの方がいらっしゃれば、
お役に立てるかと思います。